2010年10月20日
美容師を目指した頃。
なんか田舎の自然と地元が好きなんだなと思ったんです。
18歳の時です。
高校を卒業してなんとなく18歳で上京。
美容室でアシスタントをしようとなんとなくなそんな甘い考えでよく東京に行けたなと思います。
とりあえず観光だと思い、いろんな所行きました。
けど間違いなく田舎者なので、人の多さと歩く早さにベタにびっくりしてしまいました。
後、当たりそうになっても避けるの上手いなと思ってたらエスカレータがキレイに2列になってて、ゆっくりな人と急いでる人に分かれてて、こんなルールあるのかなと思ったりして恥かしくなりましたw
そんな田舎者なので、どんだけ地元で遊んでたって言ってもたいした事なく、どこ行っても新鮮でした。
けど、渋谷や原宿は思った程楽しめず、友達が新宿コマ劇場の前で夜中ストリートミュージシャンをしてると言うので行ってみたら…またしてもびっくりしてしまいました。
本当にいろんな人がいる事です。あの歌舞伎町です。
コマ劇場までに夜のお仕事のお姉さんお兄さん、更にしつこ過ぎる黒人をなんとか切り抜け、たどり着いたと思ったら今度は明らかにソノ道の方であろう集団に遭遇し、ニューハーフにしてはやけに派手なブリブリなドラァグクィーンのおネエさん方の登場で若干ビビリつつ興奮してました!
で、コマ劇場で友達の歌を延々朝まで聴くのは暇なので歌う事になり友達がギターを弾いてくれ最初は恥ずかしかったけど、若さ&ヤケになりかなり気持ち良く歌わせてもらいました。
絶対知り合いはいないと思ったのと、歌舞伎町のど真ん中で大声で歌ったところで全然回りにいる人達には完璧負けると思ったからです。
それだけいろんな人いました。
見てるだけで楽しいので毎日の様に行ってると慣れてくるもので、怖さとかは感じませんでした。
ある早朝、ピンクのどでかいマシュマロみたいなヅラを被り眉毛辺りまで目の様な塗り絵に近いメイクで、唇も元よりも大幅に広く書いてど派手なドレスで着飾ったドラァグクィーンに声をかけられたのですが、存在に慣れてしまってたので違和感無く、普通に会話してしまってました。
[その人いわくドラッグクィーンじゃなくドラァグクィーンだそうです。]
で、話してたら田舎者と即バレし、なるべく分かる様に頑張って喋ってると、同じ歳で更に埼玉の大学生だと話してくれました。
しかもお金の為だけにやってるそうで普段は普通の男子学生よと、だから今はトランクスの前からガムテで股から後ろへ貼りつけて膨らみを隠してんのよと、だからおネエ言葉も今だけよって言われました。
けど、毎日の様に朝までキャッチしてたので、大学行ってんのかなと心配なんかしてしまいました。
けど、凄いなと思いました。
お金良いからしてるって言っても他にもあるだろうと思ってしまいます。
たしかヴェルキスとか言う名前だったかなと思います。
ちなみに[髭ガール]と言う今でもかなり人気店に在籍との事でした。
いわゆる新宿2丁目にあるのではなく、観光客や女性など、一般のお客さんがほとんどのお店みたいです。
朝日が強くなって来てヴェルキスが、歌舞伎町の朝って好きよ〜と言い出し、なんか汚れた街だけどこの街で生きてる!って実感するそうで、更にテンションが上がってしまったのか、椎名林檎の歌舞伎町の女王を歌いたいと言うので友達がギターを弾き、ヴェルキスと熱唱しました。
けど、ヴェルキスの顔は寂しそうで、なんか切ない気持ちになったのを思い出しました。
後、キャッチしてる時についソノ道の方にため口で誘ってしまったそうで殺される!と思ったそうですが、この格好だからいいかと思いゴメンねぇで許してくれたみたいです。
ドラァグクィーンこれだから辞めらんないだそうですww
後、当時は殴られ屋と言う人がいて、酔っ払い相手に1分殴られなければいくらか貰うと言う仕事でした。
ちなみに殴られ屋さんはお金の無いボクサーの卵らしいので、酔っ払い相手なら避けれるのは当然じゃんって言ってました。
で、あっという間に2ヶ月が経ってしまい、もうすぐ大学生も夏休みだから一回帰ろうと思い立ちすぐ帰省しました。
香川の見慣れた風景を目にした途端やっぱ緑がいいなと山がいいなと思ってしまい、高松の商店街のサロンで無事アシスタントをする事になりました。
love.
18歳の時です。
高校を卒業してなんとなく18歳で上京。
美容室でアシスタントをしようとなんとなくなそんな甘い考えでよく東京に行けたなと思います。
とりあえず観光だと思い、いろんな所行きました。
けど間違いなく田舎者なので、人の多さと歩く早さにベタにびっくりしてしまいました。
後、当たりそうになっても避けるの上手いなと思ってたらエスカレータがキレイに2列になってて、ゆっくりな人と急いでる人に分かれてて、こんなルールあるのかなと思ったりして恥かしくなりましたw
そんな田舎者なので、どんだけ地元で遊んでたって言ってもたいした事なく、どこ行っても新鮮でした。
けど、渋谷や原宿は思った程楽しめず、友達が新宿コマ劇場の前で夜中ストリートミュージシャンをしてると言うので行ってみたら…またしてもびっくりしてしまいました。
本当にいろんな人がいる事です。あの歌舞伎町です。
コマ劇場までに夜のお仕事のお姉さんお兄さん、更にしつこ過ぎる黒人をなんとか切り抜け、たどり着いたと思ったら今度は明らかにソノ道の方であろう集団に遭遇し、ニューハーフにしてはやけに派手なブリブリなドラァグクィーンのおネエさん方の登場で若干ビビリつつ興奮してました!
で、コマ劇場で友達の歌を延々朝まで聴くのは暇なので歌う事になり友達がギターを弾いてくれ最初は恥ずかしかったけど、若さ&ヤケになりかなり気持ち良く歌わせてもらいました。
絶対知り合いはいないと思ったのと、歌舞伎町のど真ん中で大声で歌ったところで全然回りにいる人達には完璧負けると思ったからです。
それだけいろんな人いました。
見てるだけで楽しいので毎日の様に行ってると慣れてくるもので、怖さとかは感じませんでした。
ある早朝、ピンクのどでかいマシュマロみたいなヅラを被り眉毛辺りまで目の様な塗り絵に近いメイクで、唇も元よりも大幅に広く書いてど派手なドレスで着飾ったドラァグクィーンに声をかけられたのですが、存在に慣れてしまってたので違和感無く、普通に会話してしまってました。
[その人いわくドラッグクィーンじゃなくドラァグクィーンだそうです。]
で、話してたら田舎者と即バレし、なるべく分かる様に頑張って喋ってると、同じ歳で更に埼玉の大学生だと話してくれました。
しかもお金の為だけにやってるそうで普段は普通の男子学生よと、だから今はトランクスの前からガムテで股から後ろへ貼りつけて膨らみを隠してんのよと、だからおネエ言葉も今だけよって言われました。
けど、毎日の様に朝までキャッチしてたので、大学行ってんのかなと心配なんかしてしまいました。
けど、凄いなと思いました。
お金良いからしてるって言っても他にもあるだろうと思ってしまいます。
たしかヴェルキスとか言う名前だったかなと思います。
ちなみに[髭ガール]と言う今でもかなり人気店に在籍との事でした。
いわゆる新宿2丁目にあるのではなく、観光客や女性など、一般のお客さんがほとんどのお店みたいです。
朝日が強くなって来てヴェルキスが、歌舞伎町の朝って好きよ〜と言い出し、なんか汚れた街だけどこの街で生きてる!って実感するそうで、更にテンションが上がってしまったのか、椎名林檎の歌舞伎町の女王を歌いたいと言うので友達がギターを弾き、ヴェルキスと熱唱しました。
けど、ヴェルキスの顔は寂しそうで、なんか切ない気持ちになったのを思い出しました。
後、キャッチしてる時についソノ道の方にため口で誘ってしまったそうで殺される!と思ったそうですが、この格好だからいいかと思いゴメンねぇで許してくれたみたいです。
ドラァグクィーンこれだから辞めらんないだそうですww
後、当時は殴られ屋と言う人がいて、酔っ払い相手に1分殴られなければいくらか貰うと言う仕事でした。
ちなみに殴られ屋さんはお金の無いボクサーの卵らしいので、酔っ払い相手なら避けれるのは当然じゃんって言ってました。
で、あっという間に2ヶ月が経ってしまい、もうすぐ大学生も夏休みだから一回帰ろうと思い立ちすぐ帰省しました。
香川の見慣れた風景を目にした途端やっぱ緑がいいなと山がいいなと思ってしまい、高松の商店街のサロンで無事アシスタントをする事になりました。
love.
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